建築物石綿含有建材調査者講習

石綿講習

講習概要

イメージ
ERIアカデミーの石綿講習は
  • 高い合格率(令和5年1月現在の実績90%以上)
  • 主要都市開催(東京・名古屋・大阪・福岡等)
  • 令和6年3月までの開催日程を公開(10月より完全義務化)
  • 一般建築物石綿含有建材調査者講習 45,000円(税込49,500円)

講習種別・受講料等

令和5年10月以降、建築物等の解体又は改修の作業を行う際の石綿に関する事前調査は、厚生労働大臣が定める講習を修了した者等に行わせることが義務化されます。
本講習は、建築物に使用されている石綿に起因して発生する健康被害や、石綿の排出・飛散による大気汚染を未然に防止するため、建築物における石綿含有建材の使用実態を公正・正確に調査できる調査者を育成することを目指すものです。

講習種別 一般建築物
石綿含有建材調査者講習
一戸建て等
石綿含有建材調査者講習
受講料※1 45,000円
[税込 49,500円]
35,000円
[税込 38,500円]
講習日程 2日 (講義+修了考査※2 1日 (講義+修了考査※2
内容 非住宅、住宅等のあらゆる建築物の調査を行える調査者の資格を取得する講習 一戸建て住宅、共同住宅の専有部分に限り調査を行える調査者の資格を取得する講習
修了者が調査を行える範囲 一戸建て住宅の専有部分※3
共同住宅※4の専有部分※5
上記以外の建築物の部分・建築物 ×
※1 テキスト代、修了証明書交付手数料等を含む。
※2 考査の結果が未修了となった方は、後日実施する弊社の再考査に別途お申込みいただくことが可能。
※3 店舗併用住宅については、一戸建て住宅等に含まれない。
※4 長屋を含む。
※5 ベランダ、廊下等の共用部分は含まれない。

受講資格

次のいずれかに該当することが受講資格となります。

  学歴等 実務経験年数
石綿作業主任者技能講習※1修了者
学校教育法による大学(短期大学を除く。)において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した者 卒業後の建築に関する実務経験:2年以上
学校教育法による短期大学(修業年限が3年であるものに限り、同法による専門職大学の3年の前期課程を含む。)において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程(夜間において授業を行うものを除く。)を修めて卒業した者(同法による専門職大学の前期課程にあっては、修了した者) 卒業後の建築に関する実務経験:3年以上
③に該当する者を除く、学校教育法による短期大学(同法による専門職大学の前期課程を含む。)又は高等専門学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した者(同法による専門職大学の前期課程にあっては、修了した者) 卒業後の建築に関する実務経験:4年以上
学校教育法による高等学校又は中等教育学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した者 卒業後の建築に関する実務経験:7年以上
②~⑤に該当しない者(学歴不問) 建築に関する実務経験:11年以上
特定化学物質等作業主任者技能講習※2を修了した者 建築物石綿含有建材調査に関する実務経験:5年以上
建築行政に関わる者 建築行政に関する実務経験:2年以上
環境行政に関わる者 環境行政※3に関する実務経験:2年以上
産業安全専門官若しくは労働衛生専門官又は同項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官であった者※4
労働基準監督官の職務に従事した経験を有する者 労働基準監督官としての実務経験:2年以上
作業環境測定士※5 建築物石綿含有建材調査に関する実務経験:5年以上
※1 労働安全衛生法別表第18第23号
※2 労働安全衛生法等の一部を改正する法律(平成17年法律第108号)による改正前の労働安全衛生法別表第18第22号
※3 石綿の飛散の防止に関するものに限る
※4 労働安全衛生法第93条第1項
※5 作業環境測定法(昭和 50 年法律第 28 号)第2条第4号に規定する第一種作業環境測定士及び第二種作業環境測定士

受講資格の詳細は、以下の条文よりご確認ください。
●令和2年厚生労働省・国土交通省・環境省告示第1号第7条第2項第三号

講習内容

決められた時間の講義と、その後の修了考査とがあります。
講習の科目・内容・時間は下記のように定められています。
(令和2年厚生労働省・国土交通省・環境省告示第1号第7条第2項第三号)

一般建築物石綿含有建材調査者講習

種別 講義科目 講義内容 時間
建築物石綿含有建材調査に関する講義 建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1 労働安全衛生法その他関係法令、建築物と石綿、石綿関連疾患及び石綿濃度と健康リスクに係る建築物石綿含有建材調査の基礎知識に関する事項 1時間
建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識2 大気汚染防止法、建築基準法その他関係法令、リスク・コミュニケーションその他の建築物石綿含有建材調査全般にわたる基礎知識に関する事項 1時間
石綿含有建材の建築図面調査 建築一般、建築設備と防火材料、石綿含有建材、建築図面その他の建築物石綿含有建材調査を行う際に必要となる情報収集に関する事項 4時間
現場調査の実際と留意点 調査計画、事前準備、現地調査、試料採取、現地調査の記録方法、建材中の石綿分析その他の現地調査に関する事項 4時間
建築物石綿含有建材調査報告書の作成 調査票の記入、調査報告書の作成、所有者等への報告その他の建築物石綿含有建材調査報告書に関する事項 1時間
修了考査   1時間30分

一戸建て等石綿含有建材調査者講習

種別 講義科目 講義内容 時間
一戸建て等建築物石綿含有建材調査に関する講義 建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1 労働安全衛生法その他関係法令、建築物と石綿、石綿関連疾患及び石綿濃度と健康リスクに係る建築物石綿含有建材調査の基礎知識に関する事項 1時間
建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識2 大気汚染防止法、建築基準法その他関係法令、リスク・コミュニケーションその他の建築物石綿含有建材調査全般にわたる基礎知識に関する事項 1時間
一戸建て住宅等における石綿含有建材の調査 一戸建て住宅等の定義、種類、使用される石綿含有建材、電気・空調設備と防火材料その他の建築物石綿含有建材調査を行う際に必要となる情報収集に関する事項 1時間
現場調査の実際と留意点 調査計画、事前準備、現地調査、現地調査の記録方法、建材中の石綿分析その他の現地調査に関する事項 3時間
建築物石綿含有建材調査報告書の作成 調査票の記入、調査報告書の作成、所有者等への報告その他の建築物石綿含有建材調査報告書に関する事項 1時間
修了考査   1時間

講習の修了と結果通知

修了条件 講義をすべて受けていただき、その後に行われる修了考査の結果が弊社修了考査委員会で決定される修了基準を満たした場合、講習修了者となります。
受講資格区分①(石綿作業主任者技能講習の修了者)でお申込みの方に限り、「建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1」の受講が免除され、当該部分の講義を受講しなくても欠席扱いにはなりません。ただし、修了考査の出題範囲には当該部分の講義の内容も含まれますのでご了承ください。
修了結果発表 受講日の約1ヶ月後に、修了者の受講番号の一覧を弊社ホームページ上に掲載します。 講習の修了者には、講習修了証明書をご指定の住所に送付いたします。
未修了者に対しては、その旨をご案内します。

修了考査の再受験

弊社の講習を受講した結果未修了となった場合は、講習受講の有効期限内に再度修了考査を受けることができます。講習受講の有効期限は受講を修了した日の属する年度の翌々年度末までとなります。
修了考査の再受験料は7,000円(税込 7,700円)となります。

TOPへ